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フカフカフカ [自分で作る]

 なんのこっちゃというタイトルですが、これは鮫料理のことであります。

 鮫の事をフカと呼ぶのは全国共通だと思っておりましたが、そうでもないようです。私は幼少のころにおじいちゃんから戦争の話を聞くときに、よく「フカ」が登場しましたのでフカ=鮫だったのですが・・。

 近所のイオンに夜9時ごろに行ったところ、時間が時間なだけに鮮魚コーナーにはほとんど魚が残っておりませんでして、まぁ仕方あるまい、と、あきらめていたところ、妙にボリュウム感のあるピンク色の肉が販売されておりました。なんじゃこりゃ?と、みてみると「ムキサメ」(アブラツノザメ)と書いてあります。青森県産のようです。しかも半額・・。青森の漁師さんが獲ってきてくれたのにあまり売れていない模様・・。よし、ここはひとまず、私が食べてみよう!と、はりきって2パックをカートに入れました。

mukisamea.jpg

 「2パックも買って、ハズレだったらどうするのよ?」と、いう不安げなまなざしを嫁さんから浴びましたが、私はひるむことはありません。

 調理開始であります。まずは、基本的な料理方法をクックパドで下調べ。世の中、本当に便利になったものです。数は少ないですが、ムキサメ料理が紹介されております。どうやら煮込み系がよろしいようです。

 切り身をさらにもう少しだけ小さく切り分けました。出刃を出そうかと思いましたが、普通の包丁で対応できました。
mukisameb.jpg

 ここからが、ポイントその一でしょう。今までの経験上、鮫に近そうな魚であるエイは湯通ししておかないと、煮込むと臭みが出てきました。というわけで、熱湯をじゃばじゃばとかけて、さらにサッと水洗いをしておきます。

mukisamec.jpg

 後は、バーミキュラさんに登場願いまして、煮込むのであります。

 醤油(60ccくらい)、みりん(30ccくらい)、砂糖スプーンで3杯くらい、酒(60ccくらい)、ショウガの皮つき薄切り5枚をバーミキュラに入れまして、中火くらいで沸騰させてアルコールを飛ばします。沸騰している状態で、サメを敷き詰めるように投入。ここ、実はポイント2です。沸騰してからサメを入れないと、臭みが発生いたします。(エイの経験上)

 火をとろ火にします。フタをして待つこと15分。おお、簡単。出来上がり。

 mukisamed.jpg

 そうして、ようやくこの文章のタイトルに到着します。

 嫁さん曰く、「へぇ、サメってコクがあってフカフカしてるね」、と。まぁ触感としてフワフワとも表現できますが、フカフカでいいのです。フカがフカフカ。ああ、ダジャレ好きなオヤジになってきておりますな。

 まぁくだらないことはさておき、このムキサメ、なかなかいいですよ。しっかり目の味付けで煮込んだのでお弁当のおかずにもなりそうです。いつも販売しているわけではないでしょうけど、見かけたら買うことにいたします。
 

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