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ジャッカルの日 [映画]

 いまだに、私の中でのお気に入り小説ランキング内上位に不動の地位を築いているフレディリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」の映画です。けっこう古いです。 (同タイトルでブルース・ウイルスのものもありますがまったくもって別物です。)

 かなり期待して見たのですが、その期待があまりに大きすぎたようです・・。というよりも、原作の小説があまりにも偉大すぎたのでしょうか。

 ストーリーは、凄腕ヒットマン(コードネーム:ジャッカル)がドゴール大統領の暗殺依頼を受けて・・。

 淡々と話は進んでいきます。そして、淡々と終わっていきます。ほとんどBGMが無いのもこの映画の特徴で、ほんとに淡々と。ラストシーン近辺の、ドゴール大統領のパレードなんかは、かなりの大規模なものなのですけど淡々と。最後の最後もあっけないほど淡々と。

 ただ、古い映画ゆえの見所は満載です。当時のパリをはじめとするヨーロッパ各地の町並みやファッションはとても興味深いものですし、あとは列車や車といったものも当然ですけど当時のものです。白のアルファロメオスパイダーなんかはシブすぎます。お屋敷や家具調度品も素敵です。

 雨の日にマッタリと見てください。


ジャッカルの日 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • メディア: DVD



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