アメリカンスナイパー [映画]
アメリカンスナイパーという映画を見ました。
予告編を見て、見に行きたいなぁ・・と、思っていたのは何年前のことでしょう。
アメリカの特殊部隊「シール」の伝説のスナイパーのお話です。実在した人物とのことで驚きました。
そして、「実在した」ということで、今はこの世にはいない人物ですが、戦争で命を落としたのではなかったことに衝撃を受けつつ、そう言えば、ニュースで聞いたな、などと薄らいでいた記憶が蘇りました。
「スナイパー」。私には務まりそうもない仕事だと思います。引き金を引くと、弾丸が発射され、はるか遠くにいるターゲットが死ぬわけです。ゲームの世界ではないリアルの世界で、です。
切に平和を願います。
インターステラー [映画]
折角の日曜日でしたが、昨日、美容院へ行き、さらに来週は身内のお祝い事と出費が嵩むものですから自宅で無料でできることに勤しみました。
アマゾンプライムにお金を払っているので、たまには映画を見てみようと。
今回の映画は、「インターステラー」というSFものです。
予備知識は1ミリも持ち合わせないままに、レビューの評価が概ね良かったので選んでみました。鑑賞スタート。
お、アン・ハサウェイさんが出てきたよ。相変わらず目がぱっちりしててショートカットも素敵です。
この先、ネタバレあります。と、書いてみたものの、私には理科系の理論を理解する頭脳も教養もないため、ネタをバラすことができない・・。そういう作品であります。
状況的に、どうやら地球の環境が危ないらしい。どうにかしなくっちゃ!他に住めそうな惑星を探さなくっちゃ!と、いうところまでは辛うじてついていけましたが、そのあとの相対性理論やら重力波やら、3次元、4次元、5次元?、ブラックホール・・と、きっと、理科系のことや宇宙の謎が大好きな人は歓喜感激のオン・パレードだと思いますが、私にはチンプンカンプンでついていけないまま、なんだか壮大な映像がドーンと出て、あれ?終わっちゃたかな?、と、いう感じでエンドロールが流れておりました。(なお、今回はなぜか吹き替え版で見てしまいました。が、字幕だった場合、難しい言葉を読むのに疲れて最後まで見なかっただろうな・:)
つまり、見る人を選ぶ映画だということです。知識と教養なき40台のオトコにとって、この映画はエンターテイメントとしての役割は果たさなかった、と、まぁそういうことであります。
この映画、2時間で終わりません。時間があり、知識と教養をお持ちの方にオススメの映画でした。
ALWAYS 三丁目の夕日64 [映画]
真夏のような暑さの5月末。外を出歩くのもツラいので、家で映画鑑賞にいたしました。
たまたま借りていたのがこの映画。
自分でも予想外の事が起こりました。最近、映画を見ても感動はするにしても、どことなく冷静な自分がいて、「ふーん・・」で終わる事がおおいのですが・・。
この映画はダメでした。茶川さんがお父さんが亡くなって実家に帰るシーンは完全に涙腺が決壊しまして、アラフォーにして号泣してしまいました。ま、家で独りでみていたので周りに誰もいなかったということも影響しているやもしれませんが、それにしても。
全編を通して、なんだかんだで自分は昭和の生まれだし、昭和という時代が好きなのだと痛感いたしました。最新のものも好きだけど、自分に合った「直近レトロ」をみんな心のどこかで探しているのかもしれませんね。
デジタルの時代ですが、アナログ回帰の足音が最近よく聞こえてくるように思います。
良作でした。まだの方は是非。特に昭和世代(笑)
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ジャンゴ 繋がれざる者 [映画]
長い事放置してしまったブログですが・・。
ひさしぶりに映画を観ました。残念ながら自宅のテレビで、ですけども。
さて、この作品。封切りされた時からずーーっと観たいなぁ、と、思っておりましたので、ようやくもって念願が叶った次第です。
映画の予告編や宣伝などはきれいさっぱり忘れておりましたので、良い意味でフレッシュに鑑賞する事ができました。
期待を裏切らないタランティーノ映画で、どんぱちが炸裂しております。
映画館ではございませんが、自宅の5.1chホームシアタースピーカーでも「ずどん」「ぼかーん」「どっかーん」が楽しめました。
ストーリーもシンプルで分かりやすくてよろしいです。
実は160分程度もある大作ですが、長さを感じさせないテンポもよいです。
あっさり過ぎるほどあっさりと人が死にますので、感受性の豊かなお子様は鑑賞を控えた方がよいですが、映画と割り切れる大人には素晴らしい娯楽作品でした。
蛇足ですが、演技の勢いが余って本当に手を切ってしまい、大流血しながら演技しきったディカプリオも見所の一つです。凄い!
ウルフオブウォールストリート 映画 [映画]
過日の台風が来た際に、外出もできないので家でのんびりしようと観てみることに。
先日観た「ギルバートグレイプ」のディカプリオが脳裏に残っておりまして、今回のウルフ・レオさんはまったくもう別人のえらいこっちゃな感じになっておりました。(もちろん演技は素晴らしいですが)
3時間という大作ですが、あまりにめちゃくちゃなので「あわわわわ」と、観ているとエンディングがやってきました。
なんせ、金を稼ごうと思ったら勉強して行動(しかも大胆な)するということがよくわかる良作であります。(ドラッグはいただけませんが・・)
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永遠の0(ゼロ) 映画 [映画]
映画館に見に行く事ができなかったので、DVDで鑑賞しました。原作は読んでおりません。
原作を読んでいないので仕方がないのですが、おじいさんのルーツをたどる青年とその姉、家族など登場人物の設定がいまいち分からないままに話は進んでいきましたので、映画の中にのめり込むという事はできませんでした。原作を読んでみようと思います。それでも、昭和の名優達の演技は円熟の域で迫ってくる物があり、台詞にも重みがあり響ました。
終戦後、69年。私のおじいさんも戦争へ行って帰ってきてくれました。おかげで今、私はこうして生きており、日々の生活を送っています。
仕事やら生活やら、何かと忙しく悩みも多いですが、戦争に行った人たちや、その後の日本の復興に尽力した人たちの事を思うと、些細な事で愚痴をこぼしているのもカッコの悪いことだなぁ、と。
私のおじいさんは既に亡くなってしまいました。もっと戦争の事、たくさん聞いておけばよかったと後悔していますが、それでも少しは話を聞いて戦争は大変なことだと子供の頃に刷り込まれて育ちました。
果たして、戦争経験者の身内がいない今の若い世代の人は、太平洋戦争についてどれくらいの知識や情報を持っているのかわかりませんが、この作品をみることで、昔、日本はアメリカと(および世界と)戦争をして、大変な事になったということを認識するだけでも価値があるのでは、と、思いました。
蛇足 やはりDVDとブルーレイには圧倒的な差がありますね・・。50インチのテレビですがDVDだとちょっと粗が目立ちます。
ギルバートグレイプ 映画 [映画]
随分昔に見たのですが、あまりにも前過ぎてスコーンと記憶から飛んでいました。
久しぶりに見ましたが、やっぱり面白い映画でした。所々、思い出しましたが、根本的にストーリーをほぼ完全に忘却していましたので、初見のように楽しむ事ができました。
それにしても・・
レオナルドディカプリオ、ものすごい若い!(当たり前か・・)ハンサムで演技が凄い。
そして、ジョニーディップも、ものすごい若い!この2人が駆け出しのころの共演作品ですが、やっぱり名優の気配が漂っていました。
映画の内容も、若かりし日に見た時よりも、地域とか実家とかまぁそういった良くも悪くもシガラミがわかってきた今回の方が感じるところが多かったです。
どんぱちドッカーンの映画が多い今日この頃ですが、こういった昔の良く出来た作品を再鑑賞するとしみじみとよいです。
宇宙兄弟 映画 [映画]
原作の漫画は読んでおりませんが、映画を見てしまいました。しまいました・・と、言うのは、大抵の場合、映画やドラマにされた方が劣化している事が多い物ですから。
で、この映画ですが面白かったです!原作は読んでませんが・・。(くどい)
私は長男でして、弟が2人おります。2人とももう社会人として、また家庭人として日々の生活を送っているようです。盆、暮れ、正月などちょっと長い休みには顔を合わせて実家で食事したりと付かず離れず同じ時代を生きております。
さて、果たして私達兄弟の幼少期を振り返った時に、この映画のような瞬間があったのかなかったのか。今となっては記憶も曖昧ではっきりとしたことはわかりませんが、きっと何かあったのだろうと思います。
私は今、40を前にして情けない話ですが「私の人生、これでよかったのかしら?」などと、過ぎ去った取り返せない時間について悩む事があります。いや、正直、悩んでいます。
信念らしきものも無いままに、のらりくらりとその場しのぎを繰り返して、当時の一般的レールに乗って大学を出て、就職氷河期でしたが運良くひっかかった会社でサラリーマンをしてきました。自然な流れで妻と結婚もできまして、子供はありませんが仲良く暮らしています。
宇宙兄弟。きっと、学生の頃に見たとしたら愉快な娯楽作品でしかなかったのかもしれません。しかし、この映画に出てくる主人公兄弟よりも歳を重ねた今現在の私に取っては、「おまえさん、本当にしたかったことやってるのか?そもそも、何がしたかったんだい?」と、問われているようです。
40前・・。なんだか諦めもつかないし、かといって一歩飛ぶ勇気もない、情けない男の子だことで・・。なんぞ頑張ってみよう。
テッド 映画鑑賞 [映画]
TSUTAYAさんで84円でブルーレイを借りる事が出来る事にヨロコビを覚えまして、「テッド」をレンタルしてきました。相変わらずの84円。こんなので採算とれるのでしょうか・・。と、心配してしまいますが。
さて、テッド。なにやら過激な映画らしいという微かな情報だけしか持ち合わさずに鑑賞いたしました。嫁さんといっしょに観たのですが、「これってR15指定かかってるよね?」「なんだろね?」などと話をしておりました。
観たらよくわかりました。お子様は観てはいけません(笑) そして、フラッシュゴードンなどというレトロな世界もありますので、観ても分からないかもしれません。
それにしても、とてもよく笑えた映画でした。下ねた、ドラッグも過激でしたがブラックが良く効いていて痛快です。15歳以上のレディス&ジェントルメンは是非とも鑑賞なさるとよろしいが、彼氏彼女と一緒に観るかどうかはよくよく検討なさった方が賢明かと思われます。
レミゼラブル [映画]
映画館で見ようと思っていたのに見る事ができず、レンタルが始まったら見ようと思っていたのに時間だけが経過していまいました。
ようやくTSUTAYAさんでブルーレイを借りて来て鑑賞です。それにしても、既に旧作扱いになっておりまして、自宅近所のTSUTAYAさんでは84円で1週間もレンタルできます。
さて、レミゼラブル。ミュージカル映画ですので、台詞は全て音楽に乗せて歌うように発せられます。なかなかありそうでなかった映画です。セットや衣装など時代感、スケール感ともに力作であります。ヒュージャックマン、ラッセルクロウ、やっぱり外国人はかっこええなぁと、素直に平たい顔族としては感心いたします。
一通り見終わりまして、以前にミュージカルで見たレミゼラブルでいまいち良く分かっていなかったところについて「ああ、なるほどね」と、理解を補足できてよかったです。お話も分かりやすく、時間的には大作でしたが「だるい」と、思う事もなく最後まで鑑賞できました。
まずまずよろしかったのではないでしょうか。ただし、冒頭に戻りますが、この映画は映画館の大画面とど迫力のサラウンドで鑑賞した方が何倍も迫ってくるタイプの映画です。我が家の50インチプラズマテレビ+サラウンドシステムではとても太刀打ちできませんでした。
これが1800円と84円の差なのでしょう。勉強になりました。
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