SSブログ

そうだ 鳥取へ行こう 山陰旅行編その1 三朝、境港 [旅行記]

 先日、思いつきで鳥取へ旅してきました。旅と言っても一泊二日の短いものです。鳥取方面へ旅行される方のお役に立てればと思いまして、チョッコシ書いておこうかと思いますよ。

 
 金曜日の夜は妻も私もひどい残業に苛まれまして、這々の体で帰宅したのが夜の11時を回っておりました。

 実は久しぶりに土日が二人とも休日ということで、「何かしよう」「どっか行こう」と、打ち合わせていたのですが、何せ疲労困憊。こりゃせっかくの週末だけど寝て過ごしますかね・・。と、心が折れそうになっていたのですが・・。

 土曜日の朝は快晴でした。奇跡的に7時頃には目覚めて活動を開始できる態勢に。疲労は残っていましたが、とりあえず旅に出ることを朝食をとりながら決めました。

 そうだ、鳥取へ行こう。私は仕事で山陰地方へ行くことが増えたのですが、妻は行ったことがほとんどないとのこと。ならば山陰方面へ行こうではありませんか!と、安倍首相なみの勢いでもって宣言し、慌ただしく着替えを詰め込み、パジャマを脱いで鳥取へ向かいます。

 さて。鳥取と言ってもどこへ行きましょうかね。中国自動車道を走りながら、検討会議をいたしました。そして、私は前々から行ってみたかった場所を提案し、車のハンドルを握っている特権を動員し、「その場所」へ向かうことを決めました。

 そうだ、「三徳山投げ入れ堂」へ行こう! 

 どこそれ?と、ほぼ大多数の人は知らないのではないかと思われる秘境です。(私の中では) 鳥取は鳥取でも砂丘とからっきょとかの方向性ではなく、倉吉、三朝という馴染みのないエリアにあります。

 大阪方面から向かいましたが、中国道を走り抜け、途中から米子道へ入ります。そして、湯原インターチェンジで高速を降り、国道を走ります。犬挟峠(イヌバサリトウゲ)を越えていきますと倉吉、三朝に到着いたします。所要時間、3時間ほど。

 ダイレクトに三徳山へ向かってもよかったのですが、何せお腹が空きまして。ちょっとばかり倉吉に寄り道して、お気に入りのカレー屋さん「てけてけ」でオムカレー(@700円なり)でランチをいただきました。同じ敷地内に梨の博物館もありますが、今回の旅行ではパス・・。また来るよ、梨っこ館・・。アディオス。
 オムカレー.JPG

 スパイス臭くなった二人ですが、空腹は満たされましたので、三徳山へ突撃いたします。倉吉から車で30分程度はかかりました。山の中へずんずん進んで行く感じです。道中、桜並木が素晴らしいところを通過したのですが、急いでいたもので写真は撮れずでした。

 なぜにそんなに急ぐのか。それは、三徳山投げ入れ堂は拝観時間が短いのです。受付は朝の8時から始まり、15時でおしまいです。カレーを食べてました都合、すでに13時・・。ここまで来て拝観できなかったら、おバカもいいとこですよ。

 車に乗ったまま鳥居をくぐり、さらに進んでいくと駐車場の案内が。参拝者らしき人々も歩いておられます。

 大阪を出て5時間。到着しました三徳山。階段をえっちらおっちら登りますと拝観受付場所に到着いたします。
三徳山1.JPG
 まず、ここで拝観料400円をお支払いします。これで三佛寺本堂のお参りと宝物殿の入場ができます。この宝物殿、外観はイケてない公民館みたいな佇まいですし、入ってみても係りの人も誰もいませんし、なんだかカビの匂いもしますけども、それでも入った方がいいです。絶対に。なぜなら、重要文化財「金剛蔵王大権現」(投げ入れ堂の御本尊)を見ることができます。これ、仏像のこととか詳しくない私でも「ハッ」とした素晴らしいものです。はい。
あと、本堂の手前にある「水琴窟」も見落としがちですが、これまた素晴らしい。今まで聞いた水琴窟の中では最もハッキリした神々しい音色です。どっかにスピーカーが仕込んであるんじゃないの?と、いうくらいハッキリ聞こえます。びっくり。

 閑話休題。

 本堂でお参りをしまして、「ここからが本当の三徳山だ」(デモンズソウル風)

 三徳山2.JPG
 受付が再びあります。先ほどの受付とは雰囲気が異なります。200円お支払いいたします。

 「観光気分、観光装備での入山はご遠慮願います。」これは、やはり本気の気配。

 もちろん、私たちは最低限の事前情報収集はしておりましたので、動きやすい服装、トレッキングシューズで万全を期してきましたが、さてはて、どのような登山なのやら・・。

 受付ではお金を払うと同時に代表者が住所と氏名を入山届として書き記し、さらに靴の裏のグリップが充分かどうかのチェックを受けます。不合格の場合は草鞋を500円で購入し履き替えて入山します。そして、入山に際して「輪袈裟」を借りまして装備します。
 三徳山2.5.JPG
 さあ、いよいよ「登山」の始まりです! 続く。

スポンサードリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

スポンサーリンク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。